銀行の決算書の見方12 年商と借入金
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大多数の会社には借入金が存在します。
借入金がない、つまり無借金経営の会社はほんの一部分です。
問題はその借入金がどれくらいあるかです。
銀行の融資審査においても借入金がどれくらいあるかは気にしているところです。
借入金が多いのか少ないのかの目安として年商との比較を行います。
ずばり申し上げて借入金は年商の3割までが目安です。
年商の3割までであれば、借入金の返済も無難に行われることが多く、その会社の資金繰りにも大きな影響を及ぼしません。
一方で借入金が年商の半分以上に達してくると、その利息だけでもその会社の利益を圧迫します。
当然借入金の返済が資金繰りを圧迫することにもなります。
そして借入金返済のために新たな借入が必要になり、なかなか借入過多の状態から脱することが難しくなるのです。
借入金が年商の半分以上の会社の場合は、過去の設備投資負担が重かったり、業績悪化で赤字補填のため借入金が膨らんだ例が目立ちます。
銀行の融資審査においては借入金が年商の半分以上あるからといって、一律に融資を断るということはないですが、かなり厳しく審査を行い、利率も高くなり、新たな担保を要求することが多くなります。
健全な会社経営を維持するためにも借入金は年商の3割以下に抑えることが大切だと思います。
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(記事掲載日:2008年11月18日)
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