資金不足は正直に言った方が得策です
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ある葬儀業を営む会社の社長の話ですが、ここ2ヶ月ほど葬儀の取扱が月1件ほどに低迷しており、完全に資金不足の状態にあります。
そこで融資の相談を受けているのですが、この社長はありのままに現在の会社の状態を説明し、もうどうしようもないほどに資金がないことをリアルに説明されています。
銀行に融資を申し込む場合は、設備投資などの一部の場合を除いては理由はさまざまでも要するに資金不足の状態であることが多いはずです。
ところが銀行融資を申し込む社長の大半は、資金不足のことをまっすぐには説明せず、場合によってはそのことを覆い隠し、遠まわしに銀行融資を申し込まれます。
しかし銀行は分かっていますから、資金が足りないことを、資金が必要なことを遠まわしに説明されることはないと思います。
上記の葬儀業の社長のように、ありのままに資金が足りないことを訴えられたほうが良いと考えています。
その方が真剣さが感じられるのです。
遠まわしに説明されると、社長の経営に対する真剣さが銀行にうまく伝わらない場合があります。
銀行が中小企業に融資を行う場合は、もちろん決算書などから返済可能性を審査しますが、大企業とは異なり中小企業は社長そのものです。
ですから社長の資質を重視しているのです。
まっすぐに資金不足を訴えたほうが、銀行担当者の一種の同情も得ることが出来ます。
銀行の融資審査はコンピューターの力も借りますが、人間による審査で最終的に判断します。
銀行担当者や融資課長の同情というか、理解を得ることは融資申し込みの一種のテクニックかもしれません。
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(記事掲載日:2009年1月11日)
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